畳のお手入れ
畳のカビ・ダニの発生を防ぐには室内の換気がポイント!
『畳』に生えるカビは、温度(25度以上)湿度(65%以上)上昇することにより繁殖しやすい環境になってしまうことが一番の原因です。
特に!!
畳替えをしたばかりの畳は、い草に栄養素がある為、空気中にあるカビの菌がい草に付着する事で、い草内の栄養素により繁殖する事があります。(食料品などにカビが生える現象と同じです)
畳替えをした1年目の畳は日々のお手入れをおすすめいたします。
(畳替えをした2年目以降は、い草が日焼けをする事によりカビが生えにくくなります。)
カビを発生させない為の対策
- 除湿器又はエアコンを使って室内の温度・湿度の調整をする
- (窓を開けるだけでは、なかなか防げないことがあります。)
- 週に一度は掃除機をかける
- (こまめにお掃除をする事で、カビの菌を防ぐことが出来ます。これが一番の予防になります。)
- 洗濯物にも注意!
- (梅雨の時期など、雨の多い季節の室内干しは、部屋の温度が上昇してしまいます。)
- 畳の上に敷物を敷かない
- (これは畳の呼吸を妨げ、畳の目の内部にカビの菌を溜めてしまう原因にもなります。)

カビが生えてしまった場合
- 慌てずに!!畳が乾燥した状態で、掃除機などを使ってカビを取る。
- (カビの掃除を濡れ雑巾などでゴシゴシこすってはいけません。)
- 消毒用エタノールで拭き取る。これが一番良い方法です。
- (ドラッグストアで1本1,000円ほどで販売しております。)
掃除機で念入りにカビを吸い取った後は、消毒用エタノールを使って仕上げをします。
エタノールで拭き取りをする際は、布にしみこませてから畳を拭きます。
(エタノール消毒がカビの細菌を消し、感染力をなくします)
※基本的に黒く変色してしまった畳表は元に戻すことができません。
- 焼けコゲをつくった
- タバコの様に小さい場合は透明のセロハンテープを貼ってコゲ穴を大きくしない様にする。
- 醤油をこぼした
- こぼした上に小麦粉、ベビーパウダー等をふりかけ、粉末に吸い取らせ掃除機で処理する。
- 家具の跡がついた
- 凹んだ所に適度に霧吹きして、ぬれタオルを当てアイロンをかける。
- 灯油、おしっこをこぼした
- 粉末の洗剤、クレンザー、塩、小麦粉等をふりかけ、充分液体を吸い取らせ掃除機で処理し、その後かたく絞った布で何度も拭く。
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